地下通路を駆け抜ける愉快な台湾3日間①:準備編

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本来は旅行した順に旅行記を残していくべきところですが、記憶がこれ以上曖昧になる前に記憶が鮮明なものから順に書き残していかないとすべて忘れてしまうというなんとも頭の悪い理由で最新の旅行から遡って旅行記を残しています。今回は2018年の台湾旅行が舞台。(4年以上も前…)

それまで海外と言えば仕事でしか渡航経験がなく、且つフランス以外の国には行ったことがなかったので「一度でいいからプライベートで、フランス以外の国に旅行をしてみたいなあ」と常々思っており、そんなときに何があったのか「そうだ、台湾へ一人旅しよう!」と思い立ち台湾旅行が実現しました。(※一人旅は実現していない)

旅行記まとめ

何故台湾だったのか?

フランスは何度か訪れていて土地勘があるとは言え治安的なところに不安があり、その他自身が興味を持っている国も初心者レベルで一人(しかも英語がしゃべれない)は怖いところがあったので、「海外初心者でも一人で行ける安全な国」を考えたときに、台湾以外の選択肢がありませんでした。(他に選択肢があれば教えてほしい)

渡航を決意してから準備したこと

渡航を決めた翌日にとりあえずるるぶを買いにでかけました(この時点で初心者丸出し)。るるぶとネットを駆使してまずは台湾のメジャー観光スポットをリスト化。その作業の合間に友人Aに会う機会があったので「台湾一人旅計画」について話したところまさかの友人Aが便乗し、さらに2人の同級生である友人Bにもうっかり話をしたところ友人Bまでもが便乗。結局「一人旅」は断念。いつも通りの女子旅となったのでした。

渡航時期の決定

全員が社会人なので全員の仕事のスケジュールが合うところで即決。(といいつつほとんど私のスケジュールに合わせてもらった形だから申し訳なさ100%)

H●Sに駆け込み航空券・ホテル確保

台湾に関しては無知だったので、渡航7ヶ月前にお馴染みH●Sさんに駆け込み(駆け込むのが基本早すぎる)、適当(=条件・目的・要求などにうまくあてはまること。かなっていること。ふさわしいこと。そのさま。/デジタル大辞泉より)な飛行機とホテルをピックアップしてもらいました。

「もう少し待てばもっと安いプランが出てきますよ」というH●Sの担当さんの言葉を信じてこの時点では飛行機もホテルも仮押さえ。別のプランが出たら連絡をくれるという約束をしてH●Sを去りました。

その後、一度別プランの連絡があったものの、何故か仮押さえプランよりも高く条件に合わないプランを送られてきて「???」となりこのあたりから担当さんへの信頼度が下がっていき、且つ担当さんが連絡不精でイライラしてしまいこれ以上は耐えられん!と夏がやってきた頃に再度店舗に駆け込む始末。別の担当さんが最も希望に近いプランを探し出してくれたので以降はその担当さんとやり取りし続けました。担当を変えてほしいと言える勇気、大事。

2泊3日という短時間ではあるものの台湾のメジャー観光地を120%満喫して帰ってきたいという目的があったので、時間を無駄にしないという精神のもと飛行機は朝便をチョイス。ホテルは日本語対応可で且つどこに行くにも移動に困らない場所、ある程度のクオリティ、トリプルルームがあるを条件に選んでもらい仮決定→全員で条件をすり合わせて本決定しました。

スケジュールを決めよ

随分前のことなのでもう記憶があやふやで、どんなふうにスケジュールを決めたのか全く覚えてませんが、とりあえずメジャー観光地を一覧にしたあとに個々に行きたい場所、やりたいこと、食べたいものなどをリストアップして、観光地の合間に入れていくスタイルで決めていったような気がします。そんなやり取りも残ってるので。

予約出来るものは国内で全て予約する

今回予約が必要になったのは、九份&十份へのツアーと鼎泰豊の二箇所。九份&十份は自力で行くには少し複雑すぎるのでお馴染みのVELTRAでツアーを検索し、ランタンを飛ばせるツアーを予約。鼎泰豊は予約しなくても行けることは行けるのですが、いかんせん私たちには時間的余裕がなく「現地で待つ」という選択肢がなかったので、予約していきました。本店を予約したのですが、お店に到着した時点ですごい人だったので予約したの正解でしたね。ちなみに鼎泰豊の予約もVELTRAです。便利。

海外旅行保険Wi-Fi

ロンドン旅行記の際に書き忘れたように思うのですが、海外渡航するときは海外旅行保険に絶対に入ります(みんな加入するものだよね??)。クレジットカードにもついているのですが、専用保険に入っていたほうが安心するので入っているだけです。あとモバイルWi-Fiもレンタルしていきます。仕事で渡航するとき基本「一人一台」なので、その精神でレンタルしました。容量気にして旅したくないし。Wi-Fiは「観光地はFree Wi-Fi飛んでるから大丈夫だよ」と言われることがあるのですが私自身Free Wi-Fiを信用していないのと、そういう言葉をかけてくる人に限ってFree Wi-Fiが届かない場所に立ち入ってしまった場合の対処法が雑なので、自分以外の「大丈夫」という言葉は信用しないようにしています。モバイルWi-Fiのレンタルは毎度お馴染み信頼と実績のイモトのWi-Fiさんです。パリ(と乗り換え地)で常に安定のネットワーク供給をみせてくれるので海外渡航のたびにお世話になってます。

 

その他も買い出し諸々準備はするのですが、ロンドン旅行記の際に書いたことと重複するのでそのへんは割愛します。今回は2泊3日と短めな旅行記となりますが完成の目処はみえていないので、ご興味ある方はゆっくりお待ちいただければと思います。

 

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ZEPP TOKYO閉館によせて

自分にとって大切な会場だったZepp Tokyoが昨年末をもって営業終了を迎えた。信じられないほど時間が経ってしまったけれど、この会場との思い出をちゃんと残しておきたいので今更ながら思っていることを残すことにした。

natalie.mu

Zepp Tokyoと言って最初に思い浮かべるのはやっぱりあの真っ赤なロッカー。遠い昔愛読していたSHOXXだったか、フールズメイトだったかで、あの真っ赤なロッカーを背景に写真を撮っていたバンドマンがいたのを覚えていて、初めて会場に行ったとき「あのロッカーだ」と感動したことを覚えている。

そんなZepp Tokyoは私の人生において最も思い入れのあるライブハウスだ。人生で初めて「ライブ」を観たのがこの会場だったから。理由はただそれだけだけど初めてのライブには「それだけ」ではおさまらない、今でも色褪せることのないキラキラした思い出が詰まっている。だから最も思い入れの強いライブハウスなのだ。私の音楽人生はZepp Tokyoから始まったと言っても過言ではない。

 

満員だった1階フロアの上手2列目。客電が落ちたと同時にSEが鳴ってステージが水色の照明で照らされたあの瞬間の胸の高鳴りを今でも覚えている。メンバーを呼ぶ声の中ステージに姿を現したあのバンドは今はもう存在しないけれど、あの瞬間をくれたバンドは特別な存在だった。いや、今でも特別な存在だ。あの瞬間、私は、人生で一番音楽を愛していたと思う。

 

初めてライブを観てからある程度の年までは毎年必ずZepp Tokyoに足を運んでいた。本命のライブがなくとも、気になるバンドのライブであればとりあえず足を運んだ。私にとって「Zepp Tokyoでライブを観ること」自体が特別なことだったからだ。

それからそれなりに時間が流れてZepp Tokyo閉館の噂がたち、Zepp Diver Cityが開館し、そして私が好きだったジャンルのバンドたちはいつの間にかZepp TokyoからZepp Diver Cityに活動の場を移していった。それに伴って私もZepp Tokyoに足を運ぶことが少なくなっていった。それでもZepp Tokyoが閉館してしまうのでは?という不安はずっと心にあったので、機会があればどんな公演であろうとZepp Tokyoに足を運び続けた。いつ閉館を迎えても後悔しないように。

 

Zepp Tokyo閉館日決定のニュースをみたときはとうとうこの日がきたか…という気持ちだった。後悔しないようにとできる限り通い続けていたがいざ閉館が決まるとやはり寂しく思うものだ。観覧車を見上げながら上り下りしたあの階段も、会場入口の左側にある真っ赤なロッカーも、整列の際に誘導される会場裏も、番号が呼ばれるまで待機するあの入口前のスペースも、ドリンクカウンターでもらうドリンクホルダーも、ホールに入ったときのあの天井の高さも、2階席の椅子の硬さも、ステージの広さも、もう観ることが出来なくなってしまうのだな、と。

そう思ったら居ても立っても居られずとりあえずZepp Tokyoに行こうと思い、閉館のニュースが出たときにチケットが売っていた12月28日のDragon Ash公演のチケットを買った。その後、「Zepp Tokyo Thanks & So Long! FINAL」の開催も決定したので、そっちのチケットも買った(何故か一次先行でとれた。奇跡)。年末にまさかの週2でZepp Tokyo通い。結論最高だった。

 

12月28日は仕事終わりに駆け込む予定だったのだが、Zepp Tokyoに向かう電車内で急にスマホが動かなくなるというハプニングに見舞われた。おいおいおい今日電子チケットの公演だぞ?!と思いながらスマホを何度も何度も再起動させてやっとの思いで繋がったチケットサイト。これ以上スマホをいじったらどうにもならなくなると思ったので、チケットサイトの画面を表示したままとりあえず入場口まで走った。無事に入れたが、その後すぐスマホは完全に召された。つらかった。

しかしスマホを死んだままにするわけにはいかなかった。なぜなら12月31日も電子チケットでの入場だったからである。翌日29日は朝から仕事でスマホを修理に出す時間もなく「スマホがないお前はこの建物から一歩も出るな」と言われ、人権を失いながらなんとか仕事をこなし、30日に急いでショップに駆け込んだ。代用機を受け取った私は最強だった。

 

そして12月31日。最終日。会場入口を入った目の前には「Thanks & So Long!」のポスターを使って「ZEPP」の文字が書かれていたし、ドリンクカウンターの横ではZEPPグッズの物販が行われていた。記念に「Thanks & So Long!」ピックを2枚買った。それだけで泣きそうだった。

正直なことを言えばELLEGARDENは学生時代(10数年前)にjealkbが出演していた対バンイベントで一回観たきりだったし、BRAHMANに至ってはこの公演が告知されたときに初めてお名前を聞いたというレベルの、本当に「Zepp Tokyoのために来た」人間である。そんな私がこの場にいるなんて…と開演時間まで、いたたまれない気持ちでいっぱいだった。

この日は1階席5列目というなかなかにいい席で、センターに近かった。初めてこの会場にきた日にみた画角からステージを観ることは叶わなかったけれど、あのときと同じく開演前のフロアで天井を見上げた。初めてZepp Tokyoに来たときは「信じられないほど高い天井だなあ」と感じたが、この日はなんだかあのときほど天井が高いとは感じなかった。いろんな会場に足を運んでライブに慣れてきたからだろうか。

 

結論から言って、ELLEGARDENBRAHMANも最高だった。ELLEGARDENは10数年前に観たあのときから変わらないカッコよさだったし、大好きな「風の日」を聴くことができてとびはねる勢いで幸せだった。BRAHMANは演出全体に独特な世界観を感じられて良かったし、「Slow Dance」の演出がとにかくカッコよくて帰り道スマホが代用機だということも忘れてダウンロードで「Slow Dance」を買った。

 

公演が終わってからの規制退場。もうこの会場に来ることはないんだと思ったらまた泣きそうになったがとりあえず自分の番が来るまでこの会場を堪能しようとぐるりとフロア内を見渡した。

あの席に座ったことあるな、とか。あのライブはあのへんで観たけど前の人の身長が高くて全然ステージが観えなかったな、とか。ムックのライブでモッシュに巻き込まれて気づいたら同行者と離れ離れになったことがあったな、とか。ABCの主催対バンは運良くチケット取れたもののやっぱりこの規模じゃなかったな、とか。過去を振り返れば、この会場での思い出は尽きなかった。

そして退場の時。出口近くに会場のスタッフさんが並んでお客さんに向かってずっと「ありがとうございました」と繰り返していた。このときばかりは泣いた。むしろこちらが「ありがとう」という気持ちだ。ライブハウスがなければ生の音楽を体感できる場所はないわけで。Zepp Tokyoがなければ、もしかしたら私は音楽をここまで愛していなかったかもしれない。人生で初めてライブをみたあの時、会場がここだったから、いまの私がある。ここまで音楽を愛してこられたのは、あの時の胸の高鳴りと楽しかった思い出があるから。もちろんパフォーマンスをしていたバンドのおかげでもあるが、Zepp Tokyoのおかげでもある。

 

私は永遠に大好きなこの会場で、44アーティストのライブを観てきた。この数字が多いか少ないかは分からないけれど、どのアーティストのライブも印象的だった。楽しいこともあったし、悲しいこともあった。ぎゅうぎゅうのすし詰め状態だった公演も、少し心配になるくらいの動員だった公演もあった。時にはボールペンとノートを持って行ったこともあった。Zepp Tokyoは何時も私にたくさんの夢をみせてくれた。きっとこれ以上に愛おしいと思う会場はない。

 

ありがとうZepp Tokyo

 

natalie.mu

 

ロンドン・パリでの愉快な9日間⑨:DAY8~9 PARIS→TOKYO

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やってきてしまいました。最終日。楽しかった思い出を胸に日本に帰ります。帰りたくないけど。

ちなみに最終日の当初のスケジュールは、オランジュリー美術館→ギメ東洋美術館→オペラ座シャルル・ド・ゴール空港。夜便ではあったのですがわりかし余裕をもったスケジュールを組んでいました。というのも、時間が余れば空港近くにあるショッピングモール「Aeroville」に行きたかったんですよね。結局行く時間なかったんですけど。

 

ここまでの旅行記まとめ

8:00 ホテル出発

最終日までこんな早くにホテルを出なくてもいいのに…と思いながらも結局モンマルトルの丘まで行くことになってしまったので早めにホテルを出発しました。

8:40 モンマルトルの丘

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パリの街が一望出来るモンマルトルの丘の上での朝焼け。人もほとんどおらず静かな中で朝日を拝めて感動しました。街並みが美しい。最終日の朝に相応しい美しい自然の風景です。

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サクレ・クール寺院。朝焼けに染まった姿が神々しかったです。中にはすでに礼拝に訪れている方もいて朝のシャンとした空気に飲み込まれそうになりながらの見学でした。

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サクレクール寺院からテルトル広場を経由して中心地へ帰るべく下がっていきます。

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途中で見つけた窓を登るサンタクロース(左)と、本来ならここで朝食を頂くはずだった映画「アメリ」でお馴染みの「カフェ・デ・ドゥ・ムーラン」(右)。

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そしてムーラン・ルージュ。明るいうちにムーラン・ルージュを見たのは初めてでしたがやっぱりライトアップされる夜に見に来たほうが味があっていいですね。

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夜にきたときのムーラン・ルージュ。5年くらい前の写真です。

10:00 オペラ座

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最低限の写真しか撮らなかったらバスに阻まれてばかりの写真しかなかったので夏に行った時の写真を載せておきます。

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入口を抜けた先に鎮座しているのがこちら。映画「ファンタスティック・ビースト」に出てくるフランス魔法界への入口がこのカスティリオーネ・コロンナ公爵夫人によるピュティア像のスカートの中ですよね…!もしかしたら魔法界にご招待頂けるかも?と思ってしばらく近くにいたんですけど全然招待されませんでした。魔法界マグルに厳しすぎる。

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たぶんバレエシューズでつくられたクリスマスツリー。

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ここ毎回立ち寄ってしまうお気に入りのお部屋です。グラン・ホワイエ。ここがホワイエだと知ったときはうっかり「いやホワイエなんかい!」ってなりました。この美しさ絶対に舞踏会の会場じゃん…。幕間にこんな絢爛豪華な場所で休憩とれるの??すごすぎでは????オペラ座で観るオペラ貴族の嗜みじゃん…。

11:30 カフェ・ド・ラ・ペ

絶対に絶対に行きたいと思っていたカフェにやっと足を踏み入れることが出来ました!感動。オペラ座を設計したガルニエが手掛けたカフェの装飾もオペラ座とまではいかないけれどでもやっぱり華やかで美しい。

オペラ座の隣にあるのですがいかにもお高いですという感じのカフェなので今まで一度も入ることが出来なかったんですよね。でも、やっと来られた~!そしてやっぱりお高い~!ケーキ10ユーロ以上するんか~!

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でもケーキいただきました。サイズは小さめ、味は普通。店員の態度はまあパリっぽいなって感じ。一度体験出来たから次はもういいかな。

14:00 ホテル

空港まではリムジンバスを予約していたので早めにホテルに戻って身支度を整えながらバスを待っていたのですが、やはり渋滞していて到着がまさかの40分近く遅れる事態に。本来は13時頃のバスだったと思うのですが、バスに乗り込んだのは14時ちょい前。しかも1時間ほどで空港に着くという話だったのに、我々を乗せたあともいくつかホテルを巡り結局空港まで2時間近くかかったんじゃないかな…。

初日にバスを予約したときフロントスタッフの人が14時台のバスを提案してくれたんだけど「渋滞が心配」って話をしたら「渋滞がないとは言えない」ってことだったので結局1時間早めた13時のバスをとったんだけど……いい選択だったね…。

16:00 シャルル・ド・ゴール空港

そもそも渋滞してもいいように早めのリムジンバスを予約していたので空港についてからも時間には余裕がありました。なのでとりあえず搭乗時間まではゲート近くのカフェで一息。

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19:00 シャルル・ド・ゴール空港出発

帰りはたいした遅れもなく時刻通りの離陸でした。そして帰りもJAL!!!しかも隣がいない快適な空の旅です。最高。帰りも狂ったように「ファンタスティック・ビースト」を再生しながらときたま数独を楽しみつつ、何度も寝落ちました。

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機内食。メインが謎の料理だったのでほとんど手を付けずでしたがうどんは普通に美味しかった。

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軽食。何度キウイジュースを飲むんだっていうくらいキウイジュース飲みます。次いつJALに乗るか分からないからね…存分に堪能してやりましたよ。ちなみに写真の右側にいるシルバニアファミリーはパリのオペラ街にある百貨店のショーウィンドウに並んでいたものです。クリスマス仕様でかわいかったのでここに入れておきました。

14:55 羽田空港

日付かわり翌日に羽田空港到着です。本当は夕方到着の便がよかったんですけどそうもうまくもいかず。夕方着だと家についたら夜なのでそのまま寝ちゃえば体内時計もそんなに狂わずいられるんですけどね…。

とりあえず空港についたらあらゆるところにある日本語を見て日本に帰ってきた感を味わい、そのまま疲労MAXの身体を引きずって預けていたバゲッジを受け取り忘れないようにWi-Fiを返却してこの旅は終了です。

 

スリにあったり、電車が動いていなかったり、パリは散々ではありましたが怪我なく過ごせたのでなによりでした。初めてのロンドンは感動の連続だったし、パリもなんだかんだ初めてみる景色が多かったのでとても楽しかったです。7年くらい前まで海外には絶対に行きたくないと言っていた人間がまさか海外旅行を楽しむようになるなんて。人生なにが起きるかわかりませんね。

今回のロンドン・パリ旅を経て、海外旅行欲が高まっているのですがいまのご時世国内すらも旅行が難しいので、次に海外へ行けるのはいつになることやら。次また海外へ行けるようになったときにはロンドン、パリどちらもリベンジしたいですね。だって結局ニューカレッジにもヴェルサイユ宮殿にも行けてないんですもん…!

 

ということで長々と誰のためにもならない旅行記にお付き合い頂きありがとうございました。次回は今までお仕事で行った際に巡ったパリの街並みと、一昨年行った台湾のことでもまとめてみようかと思います。機会がありましたらまたどうぞお付き合いください。

 

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ロンドン・パリでの愉快な9日間⑧:DAY7 PARIS

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パリ3日目。この日も電車は動かないので徒歩移動です。

3日目のもともとのスケジュールは、サクレクール寺院→カフェ・デ・ドゥ・ムーラン→ムーラン・ルージュヴェルサイユ宮殿ルーブル美術館→ビストロ・ヴィクトワール。絶対にヴェルサイユ宮殿行くという意思のもと組んだスケジュールだったのですが、まったく叶わぬ感じになってしまったので悲しみに暮れながらの3日目です。

ここまでの旅行記まとめ

9:40 ホテル出発

わりかし遅めの出発です。というのもここまでしこたま歩いたのでこのままだとマジで体力がもたないのでは??と心配になったので睡眠に時間を費やしました。休むって大事。

10:30 軍事博物館

ナポレオンが眠る教会に併設された博物館です。もともと軍の病院なんですね。午前中だったからなのか観光客はほとんどいなくて建物内も薄暗くものさみしげな雰囲気でした。正直こわかった。

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教会の礼拝堂です。

肝心のナポレオンの墓は教会の地下にあるのですが吹き抜けになっていて、真ん中に堂々とこれがそうだなって一発で分かる感じの存在感で棺が置かれています。地下へ降りて見学も出来るのですがとんでもない高さ&大きさの台座の上に棺がおかれているので地上から見学するほうが見やすいです。

12:30 エッフェル塔

エッフェル塔には公園?側から向かいました。公園側のほうが写真が綺麗に撮れるんですよね。ちなみに初めてエッフェル塔を見に来た6年前は敷地内も自由に入れたのですが今はテロなどがあったからなのか敷地はフェンスで覆われていて手荷物検査を受けないと中に入れないようになっています。ちなみに私はエッフェル塔に登る勇気はないので今回も敷地内には入りませんでしたし、いまだかつて一度もエッフェル塔に登ったことはありません。

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右側の写真は回転木馬の先にあるイエナ橋(セーヌ川)を渡ったところから撮影しました。旗がなければいい写真だったのにな~。

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下から撮るとこんな感じ。いつも改修工事してる気がする。

13:00 ギメ東洋美術館

外観すら写真を撮るのを忘れていました。パリは圧倒的に撮影した写真の枚数が少ないのですがパリが楽しくなかったとかそういうわけではなくて、単純に疲れていて写真を撮ることさえも忘れていたっていう感じです。スリに遭った時点で私の疲労はMAXです。

写真を撮り忘れてただけならよかったのですが、ギメ東洋美術館に関してはそんなに長い時間いなかったので、どんな展示物があったかも忘れかけています…。日本や中国のものが展示されていたような…。地下のカフェで一息ついたことははっきり覚えているんですけどね。ちなみにギメ東洋美術館もミュージアムパスで入館出来るのでミュージアムパスほんとにお得です。

14:45 凱旋門

凱旋門の下に入るのっていつから有料になったんです?!地下に潜ったらチケット売り場があってびっくりしちゃいました。パリに来ても凱旋門はほとんど見に来ないし、真下になんてそれこそ4年くらい行ってないから知らなかった…そうなんだ…びっくりしちゃった…。

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初めてきた頃はすごい人で賑わっていた凱旋門でしたが有料になったからか閑散としていました。人って正直よね。

15:00 シャンゼリゼ通り

シャンゼリゼ通りはカフェやレストランはじめたくさんお店があるので歩いているだけで楽しいっちゃ楽しいんですけどお土産を買う感じのお店はあまりないし、レストランには過去2回チャレンジしているんですがどちらも店選びを失敗しているので、結局どこのお店に入るわけでもなくMONOPRIXに入ってお土産買いました。安くてなんでも揃うMONOPRIX最高。ついでに小腹満たせそうなお菓子を買ってコンコルド広場近くのベンチで小腹を満たし、ゆっくりしながらルーブル美術館へ向かいます。

15:45 オランジュリー美術館

パリで最も好きな美術館です。何年か前にお仕事で来た時におすすめしてもらった美術館で、おすすめして頂いてからは毎年訪れています。モネの「睡蓮」が壁一面に展示されている睡蓮の間が最高に美しくこの空間にいるだけで穏やかな気持ちになれます。

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睡蓮の一部ですがこんな感じで壁の曲線に沿って睡蓮が飾られています。360度どこを観ても睡蓮。一人で来るときは部屋の真ん中にある椅子に座ってそれこそ20分くらい何をするわけでもなく睡蓮を眺めるのですが、何度観てもどれだけ観ていても飽きません。最高です。

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この画の色使いが好きでした。ポール・シニャック。初めて聞いたお名前です。

16:30 ルーブル美術館

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陽が落ちかけたルーブル美術館。水曜日の夜間開館を狙ってきたのでこの時間でも閉館に追われることなく心に余裕があります。とは言えルーブル美術館は一週間くらい時間がないと観きれないくらい広いので、事前に決めてきた「絶対観たいリスト」をもとにお目当ての場所へ向かいます。

ただこれが一番大変なんですよね。地図があってもどこがどこだか全然分からない。広すぎ。どっっっっっっから上がるのよ?!階段なくない?!?!ってすごく文句言いながら歩いてました。実際あまりにも階段が見つからなくていくつか見れず仕舞いになったものもあり…。ルーブル美術館ほんと迷路です。

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ミロのヴィーナス(左)。毎回思うんですけど思ったより大きくないんですよね。勝手なイメージで4~5mくらいあると思いこんでいたので。そしてカバ(右)。大英博物館でも出会った古代エジプトの副葬品(?)。ちなみに私は大英博物館でこの副葬品のレプリカを買いました。カバではなくベスのほうね。ツイッターで話題になったやつ。サイズもちょうどいいのでデスクに飾ってます。

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ルーブル美術館は絵画や彫刻等々すごい数あるのでそれだけでも観るのが大変なんですけど、天井や壁などの装飾も凄まじく鮮やかで繊細で美しいので上みて右みて左みてとかなり大変です。ほんと天井すごすぎません?!オペラ座の天井も好きだけどルーブル美術館の天井も細かなところまで美しくて好きです。

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サモトラケのニケ。階段の踊り場の台座に堂々と鎮座している姿がまあすごい。存在感が強い。そもそもこの踊り場に「ダリュの階段踊り場」なんて名前がついていることすら初めて知った。

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民衆を導く自由の女神」と「ルイ15世の王冠」。「民衆を導く自由の女神」は何度行ってもやっぱり観ちゃいますね。たった1枚の画だけどこの中にたくさんの歴史と想いがつまってるんだろうな~って。海外の歴史に明るくないからアバウトにしか思えないのがつらいけどでもルーブルに行くたび観ちゃうな…。ほんとこれを機に世界史も勉強しような…。

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モナ・リザ」(左)と「マルリーの馬」(右)。初回更新時、写真載せていませんでしたがせっかくなので載せ直しました。それにしても「マルリーの馬」真下から観すぎて写真だと何がなにやらって感じですね。

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かなり厳選してまわったつもりでしたが、出たら外真っ暗でした。もう夜よ。

18:00 ビストロ・ヴィクトワール

お夕飯は友人がチェックしてくれていたお店で食べました。パレ・ロワイヤルの近くなのでルーブル美術館からも歩いて10分かからないくらいのビストロです。頼んだのはペンネ。味は可もなく不可もなしという感じです。海外なのでこんなものかなと。

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ご飯を食べたあとは腹ごなしに歩いてホテルまで戻りました。会社帰りの人波にのった感じがあったのでそこまで気を張ることなく帰れた感じです。

そして次はいよいよ帰国日。長かったようで短かったロンドン・パリ旅行も終わりを迎えます。日本に帰りたくない気持ちでいっぱいだけど、足が限界でもうこれ以上歩けないパリ最終日。果たして我々の足はどうなってしまうのか…?!お楽しみにどうぞ。

 

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ロンドン・パリでの愉快な9日間⑦:DAY6 PARIS

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前回書いた通り、到着した瞬間からパリは電車がまったく動いていない状況だったので寝る前に泣く泣くスケジュールの練り直しをしました。悔しい。今回こそ絶対にヴェルサイユ宮殿に行くって決めてたのに。

ちなみに練り直す前の2日目のスケジュールは、電車を存分に駆使してパスティーユ広場→ノートルダム大聖堂→サント・シャペル→パンテオンオルセー美術館→軍事博物館→エッフェル塔凱旋門シャンゼリゼ通りの順で巡り、シャンゼリゼ通り〜レ・アル駅まで歩きながらショッピングをするという、なかなか忙しいスケジュールでした。そんなスケジュールがどのように変更になったのか。てんやわんやのパリ2日目です。

ここまでの旅行記まとめ

 

9:50 ホテル出発

ホテルを出てまず向かう先はオペラ座です。オペラ座はパリ滞在最終日に行くつもりでいたのですが、明確な休業日が調べてもわからなかったのでとりあえずスケジュール通りオペラ座見学出来るかだけ先に確認しに行きました。

10:00 オペラ通り

オペラ座の営業日を確認したあとは、オペラ通りをフラフラしながらオルセー美術館に向かいます。オペラ座近くにあるクッキー屋さん「LA CURE GOURMANDE」でお菓子の量り売りを、書店「Brentano's」で雑貨を買いたかったので、とりあえず往路から荷物増やしました。(どうせホテル近いんだから最終日に買えばよかった)

その後、オペラ通りをひたすら真っ直ぐ進みルーヴル美術館の敷地を抜けてセーヌ川を渡ります。ちなみにこの時間でも道路はまだ渋滞していました。電車動いてないからしかたないよね…。

10:30 オルセー美術館

パリは今回で7回目ですが、何故かいまだかつてオルセー美術館にだけ入ったことがなかったので今回初オルセーです。

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エントランスがドーム状になっていたので、天井近くまで登って上から展示物を眺めてみました。この写真だけ見ると駅舎のようにも見えますね。

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こ、これはルノワールだ~~~~~~~!こんな無知な私でも知っている絵画がたくさんあって本当に心踊りました。「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」はさすがの私でも知ってる。鮮やかで艶やかで100年以上も昔に描かれたとは思えないほど美しい状態で展示されているのすごすぎでは。

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モネの「日傘の女」。ふたつ並んでいるとドキドキしますね。同じ場所に立っていても影のでき方が違ったり、緑の葉の量が違ったり、雲の勢いが違ったり、見比べるのがとても楽しい。俄然「散歩、日傘をさす女性」が観たくなりました。

睡蓮も好きだから個人的にモネの作風が好きなんだと思います。

そのあとも時間に制限はあれど、おさえておきたいものは全部観たいという精神で早足で観てまわりました。館内にはこんなおしゃれなカフェもあったのに、時間がないばかりに立ち寄ることもできず仕舞い。次回に期待したいと思います。

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12:00 パンテオン

本来ならばオルセー美術館のあとはサント・シャペルに行く予定だったのですが不審物でも見つかったのか一時閉鎖されてしまい、いつ再開するかも分からなかったのでとりあえず先にパンテオンに向かいました。

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なんだかんだパンテオンも初めてです。毎回毎回行こうと思ってシテ島を抜けてセーヌ川は渡るんですが、どうしてもその先にある書店「Album Comics」で毎回意味分からないくらい時間を使ってしまうんでパンテオンにまで辿り着かないんですよね。

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パリが歩んできた激動の時代を垣間見ているようです。とは言え詳しく知っているわけでもないので、こういう場所に行くと自分の無知さ加減に呆れて自己嫌悪に陥ります。勉強って大切だな。

13:00 カフェ

戻ってきたあともサント・シャペルはまだ閉館中だったので道対面にあったレストラン「Le Soleil d'Or」で先に昼食をとりました。

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サイズを比較出来るものと一緒に撮影すればよかったんですがあまりの大きさに驚き過ぎてそのまま写真撮ってしまいました。私が知っているホットドッグの大きさじゃないんだよな~。30cm近くあったように思います。しかもたっぷりのチーズ。結局食べ切れず半分で断念しました。

14:00 サント・シャペル

時間適当です。なんだかんだご飯食べたあともゆっくりしたので1時間くらいはカフェにいたような気がします。それまで入場待機で入口にはそれなりに長い列が出来ていたんですが気づいたら列がなくなっていたので重い腰をあげて向かったらいつの間にか開館していました。ただ敷地への入場待機列がなくなったとは言え、敷地内には礼拝堂への入場列が出来ていたので結局入場待ちです。陽が当たらなさすぎて凍えるかと思った。

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やっとの思いで窓口についたらスタッフの人に「ミュージアムパス持ってるなら並ばなくていいんだよ?」的なことを言われ(我々が並んでいたのはチケット購入の列だったらしい)、我々が過ごしたただ凍えただけのこの時間はなんだったんだって感じです。案内出しておいてほしい。

サント・シャペルはステンドグラスの美しさがパリ随一と聞いてはいたものの今まで来れる機会がなく、ここも初めてでした。パリで一番楽しみにしていたのがこのサント・シャペルです。

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え~~~~~~~~~~~~~もう美しい。入ってすぐ美しい。2階の礼拝堂はよく写真でみるので美しいであろうことは想像出来ているのですが、まさか1階からすでに美しいなんて。

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1階は天井もそんなに高くないのでステンドグラスは肉眼でもちゃんと細かなところまで見られました。素敵。なお、この時点ですでに混雑しています。1階でここまで混雑するなんて2階はどうなっているんだ……と思いつつ、螺旋階段を登ります。

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あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~美しい。たくさんの人がいて話し声も聞こえるのにステンドグラスの荘厳な姿が人間の存在を蹴散らしてくれるので十分に集中して見惚れることが出来ます。ステンドグラスには聖書の物語が描かれているということで目を凝らして一枚ずつ見ていくのですが、天井が高すぎて私の視力では半分から上はただただ美しいガラスにしか見えませんでした。双眼鏡持ってくればよかった。

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こんな感じにこまかに物語が刻まれています。

ステンドグラスの解説が入った案内板(硬質ケース入り)がいくつかおいてあるので各ステンドグラスどんな物語を描いているのかは案内板を見たほうがわかりやすいです。ただ数に限りがあるので案内板がないこともあるようです。(日本語はわりかし数が少なかった)

16:00 シャトレ-レ・アル駅

レ・アル駅はショッピングモール「フォーラム・デ・アール」直結なのでちょっとしたお買い物をするのに便利です。MONOPRIXやロクシタンH&M等々、日本でも有名なお店もあってそれだけでも楽しいのですが、個人的には一通りまわってみてほしいですね。地下4階まであるので全てまわると時間はかかりますが、かわいらしい雑貨が売っていたり、日本のゲームが売っていたり(夏に行ったとき何故か店内BGMがシドだった)するので、お土産はだいたいここでどうにかなる印象。いまもあるかわかりませんが、地下4階、駅改札の近くにあるカバン屋さんがなかなかにかわいいカバンを売っているのでおすすめです。

18:00 ホテル

そんなこんなで徒歩で巡るパリ2日目は滞りなく終了。残り1日半のパリもずっと徒歩なので早々にお風呂に入って、休息時間で足を休めつつ就寝です。

いよいよパリも残すところ1.5日。次回「私の足はもう限界だ」もどうぞお楽しみに。

 

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ロンドン・パリでの愉快な9日間⑥:DAY5 LONDON→PARIS

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今までお伝えしていませんでしたが、昨年12月パリでは鉄道会社職員によるストライキ、デモが行われていて、渡航中も収束せず、パリ移動日になっても市内の鉄道はほとんどが動いていない状況でした。この時点でパリを予定通りに巡ることは困難な状況。そして、パリに着いた瞬間まさかのダブルパンチで警察のお世話に…?!ドキドキのロンドン最終日&パリ初日開幕です。

 

ここまでの旅行記まとめ

 

7:40 ホテル出発

前日早めにホテルに戻ってきたのに翌日また早朝から出かけるという鬼スケジュールで睡眠はもちろん足りてないんですが、これもロンドンで見たいもの、やりたいことを制覇するため…と老体に鞭を打って起きました。

8:10 クレアモント・スクエア

ホテル近くからバスに乗って一本。クレアモント・スクエアまで直通とはいかなかったので最寄りのバス停で降りて歩きました。それよりもクレアモント・スクエアは一体なんなんだってね。

みなさんご存知シリウス・ブラックさんのご実家がある地区です。

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ここです!右が不死鳥の騎士団でハリーが初めてブラック家を訪れたときにムーディーたちと一緒に姿現しした公園で、左側がブラック家があるアパートメント。観光地でもなんでもなくただの住宅街です。

なんかもうすごいね?!?!?ハリー・ポッターの世界ではシリウスやレギュラスがこの地区を歩いている可能性が十分にあって……………え、すご…………やば……………オリオンやヴァルブルガも歩くのかな………煙突飛行ネットワークでしか移動しなさそうな気もするけど……………。

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映画ではムーディーが杖をアスファルトに打ち付けるとこの建物の間からひょっこりブラック家が出てきますよね。私もアスファルト強めに叩いてみたくなりましたけど一応大人なので我慢しました。そのかわり、旅の合間にクレアモント・スクエアの家賃めちゃくちゃ調べました。住みたい。

8:45 Speedy's Bar & Cafe

クレアモント・スクエアから大通りに出たらバス停があったのでバス移動です。本当は徒歩と電車での移動の予定だったんですけど、疲労には勝てませんでした。目の前にバス停あったらそりゃバス乗るよ。

向かった先は、SHERLOCKの世界の221Bがお隣にあるSpeedy's Cafe!

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ドラマで観たまんまだ~~~~~~~~~~~~~~~。すごい!お隣221Bじゃないけど221Bだ!

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お店の中にオフショットがたくさん飾ってあるすごい!撮影の許可頂いたのでめちゃくちゃ写真撮らせてもらいました。店主のおじさん見た目ちょっとこわいけど優しいし、お店はクリスマス仕様ですごくかわいかった~。

朝早く行ったわりには私たちのほかにもアジア系のSHERLOCKファンと思わしき方がいらっしゃったのでSHERLOCKファンは本当によく来るんでしょうね。ちなみに席数はそんなに多くなく、私たちが入ってからすぐに満席になり、その後もしばらくは入れ替わりはあれど満席でした。

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頼んだメニューはもちろん「Sherlock Breakfast」。海外のトマトをグリルする習慣は受け入れがたいし、「Speedy's Breakfast」のほうが美味しそうだったけど、シャーロックの名のつくメニューは絶対に食べたい。パリで食べる朝ごはんも(トマト以外は)毎度毎度こんな感じなので慣れた感じの食事出てきたなって思いつつ穏やかな気持ちで食べられました。マッシュルーム美味しい。

9:50 シャーロック・ホームズ博物館

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10時オープンですが待ちきれずにオープン前に到着しました。そしたらなんとすでに1組並んでいました。人のことは言えないが早すぎやしないか………。写真の右側にある派手な扉はミュージアムのチケット売り場兼グッズ販売館。そして左側が221Bへの入口です!更に221Bの左側にあるSHERLOCK HOLMES MUSEUMの看板のところが221Bへの入場列です。本来は入場待ちの際に並ぶのですがオープン前だったのでチケット購入待ちの列でした。

10時になったらグッズ販売館の扉が開き、そのままレジでチケット購入。チケット購入後はそのまま博物館に入ってもよし、グッズを先に見てもよし、自由な感じです。ただ博物館は一度に入館出来る人数が決まっているようなので、早めに入るのが吉です。

221Bに入るとそのまま2階にあがり、2階でまずはスタッフから案内を受けます。その後はホームズ、ワトソンのお部屋を自由に見学し、次のお客さんが上がってくるまでに2階を出て3階へ向かう感じです。なお、3階から上はスタッフの案内はないので自由に見学が出来ます。

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すごいうつくしい

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最後の写真の真ん中!ホームズのシルエットが壁に投影されるように配置されているのが素敵すぎてアガった。

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本当に本当にホームズとワトソンのお部屋だと思ったら胸がいっぱいになって各フロアで泣きそうになりました。写真は展示品の一部でしかなくて、実際はもっとたくさんあるんだけど載せるときりがないんで現地まで観に行ってください。

それにしても小学生の頃から長きに渡りシャーロック・ホームズに憧れ続けた甲斐がありました。まさか生きているうちに221Bを訪れることが出来るなんて思ってもなかった。いま人生が終わっても後悔はないなって感じです。

11:10 ベイカー・ストリート駅

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ホームズ博物館の最寄り駅です。ハリー・ポッターのスタジオツアーの帰りにも使った駅ですがあのときは夜遅かったので特に探索せずでしたので、今回はちゃんとホームズ像観てきました!

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ん~~~~~~~~~~~~~~逆光!暗い!しかも天気悪い!

ホームズは本当に人気で色んな人がこの像を写真におさめていました。ただこの像台座の部分だけでもたぶん50~60cmあるので並んで写真撮るの結構大変。子供なんか台座と写真撮ってるんか???っていうくらいかわいそうだった。

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ホームの壁もちゃんとホームズ仕様。ちなみにこのホームズが描かれている部分はどうなっているかというと

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ちっちゃいホームズがたくさんいます。かわいい。

11:30 ホテル

朝チェックアウトしたときにキャリーケースをフロントに預けていたのでピックアップしてパリへ移動前ラストの荷物整理です。まあラストって言ってもユーロスターで移動するのでどこかに荷物を預けたりとかはしないんでいつでも開けられるんですけどね。

ホテルを出るとドアマンの方がどこに行くのか尋ねてくれて、駅に行くことを伝えると「タクシー止めたるっ!!!!」と言い出し…いや一度くらいロンドンでタクシーに乗りたいな、とは思っていたけど…でも心の準備ってあるじゃん?(パリでタクシー乗ると毎回ボッタクられるので海外では更に小心者になる)そんな急に言われても心の準備出来ない無理と思って「いやほんと大丈夫、無理」って結構強めに断ったけど結局押し切られて気づいたらタクシー乗ってました。電車移動よりタクシーのほうがいいなんて当たり前のこと言われたら勝てない。とりあえずボッタクられず、運転手さんにも変な薬品を飲まされずに済んだので安心しました。(SHERLOCKの観過ぎ)

12:00 キングス・クロス駅

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映画に出てくるキングス・クロス駅の外装は実際のセントパンクラス駅なんですがとりあえずまずはキングス・クロス駅。

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コンコースがめちゃくちゃおしゃれな上に、めちゃくちゃ広い。みんなよく迷子にならないな???電光掲示板も空港なんか?????っていうくらい色んな番線の情報が載っているから明るさで目が痛くなる。

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映画の9 3/4番線は4番線、5番線で撮影されているはずですが、実際のキングス・クロス駅の9番線、10番線も見てみたいなと思い遠目から見てきました。あのカート押して改札通るの大変そう。

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そしてお目当ての9 3/4番線!スタッフがいて写真が撮れるようになっていますがスタッフはとなりのグッズ売り場で購入出来る記念写真を撮ってくれるだけなのでスマホに写真をおさめたい場合は2人以上で行ってお互いに撮影し合うのが一番楽で安心です。

あとここまで色々なところ観光してきましたが一番並んだのはなんとこの9 3/4番線でした。写真撮るだけなのにめちゃくちゃ並ぶ。電車の時間がある人は早めに行くことをおすすめします。

13:00 セント・パンクラス

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ほ、本物じゃないけど本物のキングス・クロス駅だーーーーーッ!ロンがアーサーの車を飛ばしたまさにあのキングス・クロス駅!実際のキングス・クロス駅の隣にあるので迷子になることなく到着します。

今回パリに移動するのはこの駅からです。14:22発のユーロスターに乗るので、チェックイン開始時刻(出発の1時間半前)ちょうどに出国審査を通って、そのあとは電車が来るまで中にあるカフェでファンタオレンジを飲んで過ごしました。

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14:22 セントパンクラス駅出発

ユーロスターはちゃんとしているだけあって購入した座席がないなんてことはありませんでした。キャリーケースを転がしながらの移動が大変過ぎてここから先は写真はありません。ただ事件は発生します。

17:47 ノード駅

パリ到着です。ちなみにここからパリ時間です。時差含めて時間通りの到着だったと思います。そしてここから大変な事件が幕を開けます。パリは鉄道会社職員によるストライキで電車が動いていませんので、ホテルまではタクシーに乗るか歩くかの2択だったのですが、タクシーは何度かボラれた経験があり、ノード駅周辺は歩くには危険過ぎるので迷いに迷っていたところ、RER B線が動くという情報を入手したのでとりあえずホテルの近くまでいけるB線に乗ることに。

この選択が失敗だったんですけどね。

18:00 まさかのスリに遭う

いつもはそんなこと絶対にしないんですが、今回ばかりはキャリーケースを抱えて階段を降りなくてはいけなくて、カバンに入らなかったスマホをコートのポケットの奥底に沈ませたんです。それでキャリーケースを抱えて階段を降りていたら、もうちょいで降り終わる…というときに、後ろから黒人のお兄さんが飛んできて(結構マジで飛んできた)、そのまま階段の対面にあった壁に転がりながら衝突。しかもお兄さんが転がった瞬間、屈強なお兄さんが馬乗りになって両手拘束しだすの。え、こわ。こわすぎよ。

テロとか事件だったら危ないしこわいなと思って何事かと周りをみたら、後ろから恰幅よい優しそうなおじさんに肩を叩かれて「コートに入れたスマホが入っているか確認してください」と言われ…。ハッとしてスマホを探すもポケットにスマホはなく。スられた!!!!!!!!え?!?!?!スられた?!?!?!?!?!?と一瞬ですごい量の冷や汗をかき混乱しました。

とりあえずおじさんに「スマホはあるから安心して、とりあえず警察まで着いてきて」と言われ疑心暗鬼になりながらちゃんとおじさんを見たらなんとポリスマン。ちゃんと腕章つけてる。恰幅のよいおじさんと屈強なお兄さんともに私服警官だったんですよね。こんな人が多い時間帯にキャリーケース転がして観光客感丸出しにしてる私なんて格好の標的。でもそう思ったのは窃盗をはたらいたお兄さんだけじゃなかった。私服警官のおじさんとお兄さんありがと~~~~~~!

その後、窃盗犯をがっちりと掴んだままズンズン進んでいく屈強なお兄さんに若干ビビリながらも、ずっと優しく微笑みながら寄り添ってくれるおじさんを神のように崇めつつ交番に向かいました。ただ交番について早々、次の任務に向かうらしいおじさんとお別れしなくてはいけなくてマジで泣きそうでした。あんなに優しくしてくれたおじさんとお別れ…?私はこのあとどうすれば…???しかも、最後まで担当してくれるのは窃盗犯を突き飛ばして馬乗りになって捕まえてたあの屈強なお兄さん。え~~~~~~こわい。まじでこわい。でもおじさんは笑顔で去っていってしまう。内心メソメソ、ドキドキしながら屈強なお兄さんが書類を諸々作成してくれるのを待っていたのですが、大変驚くべきことにこの時点まで私は一度も自分のスマホの無事を確認出来ていないんですよ。二重にこわい。死守してくれたの本当に私のスマホなのか?????ってずっと心臓バクバクでした。

結局、書類が書き終わる終盤くらいにお兄さんが私のかわいいかわいいスマホちゃんを取調室?ぽいところから持ってきてくれて(書類にスマホの特徴、一緒に盗まれたものの詳細を書くために持ってきただけなので私の手元にはまだ戻ってこない)、遠目とは言えようやく自分のかわいいスマホちゃんの姿を拝めたので安心しました。ただ安心したら安心したでこんな私の不注意で時間をとってしまったことを申し訳なくなり、友人にめちゃくちゃ謝りました。

書類は基本的に警察のお兄さんが書いてくれるのでこちらはパスポートを見せて、職業を記入するだけで終了でした。どれくらい交番にいたかわかりませんが、体感では6時間くらいいた気分です。(さすがにそんなにいない、たぶん30~50分くらい)

その後はこわいと思っていた屈強なお兄さんが親切にタクシー乗り場まで案内してくれて、結局タクシーに乗ってホテルに向かったのですが、交通網が麻痺しているせいでタクシー需要爆上がりの、タクシー料金爆上げ&激混みという状況でした。絶対タクシー高いとは思ったけどほんと~~~~~~~~~~~~に高かった。相乗りしたイギリス紳士にまで高額ふっかけてたから、たぶんどのタクシーもこんな感じだったんだろうなと思って諦めましたけど。

とりあえず今後パリ市内はキャリーケースを持って移動しないと心に決めました。

20:00 ホテル到着

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パリで宿泊したのはオペラ地区にあるコロナ・オペラ。今の時期このホテル名で謂れ無い差別を受けていないか心配ですが、なかなかに良いホテルでした。ホテル自体そんなに大きくないからお部屋は狭いんだけど、滞在期間中にいらしたフロントスタッフは全ての人優しかった。

ホテルに到着して早々に帰りの足を心配してくれて空港までの循環バスを手配してくれたり、いつも笑顔で出迎えてくれたり、帰りの日に循環バスが遅れていることを直ぐさま知らせてくれたり、本当にみんないい人…ありがたい…。ただ一点あるとすれば製造年いつ?!?!やばくない?!?!大丈夫?!っていうくらい時代を感じる、且つキャリーケース持ってたら一人ずつしか乗れないっていう激古&激狭エレベーターがこわかったです。一人で中に取り残されたら死って思った。

とりあえずホテルにチェックインして、エレベーターにも打ち勝った(乗り方が分からなくてあたふたしていたらフロントスタッフが駆けてきてくれた)我々は、すっかり疲れてしまったので近くにスーパーが3軒(そのうち1軒は通りに出てすぐ)あることを確認して、そそくさと買い出しにだけ向かい、ホテルでゆっくりとお夕飯をとりました。

 

たがしかし、パリ1日目はこれでは終わらない。

なぜならパリ市内の鉄道が動いていないため我々が日本で立ててきたスケジュールを敢行することはもはや不可能。スケジュールを立て直す必要があったのです……。パリ6回目にしてやっとヴェルサイユ宮殿に行けると思っていたのに…………まさかのヴェルサイユ宮殿を削らなくてはいけなかったのです……………。悔しすぎでは……。

そんなこんなで2日目からは、あそこまで徒歩!ここからも徒歩!ず~~~~~~~っと徒歩!という徒歩移動のパリ市内観光の模様をお届けします。

 

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ロンドン・パリでの愉快な9日間⑤:DAY4 LONDON

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4日目もハリー・ポッターロケ地巡りです。やってきたぜ、オックスフォード!

ここまでの旅行記まとめ

 

6:45 ホテル出発

自分で予定を立てておいてなんですけど出発時間が早すぎるのよ。全然眠れない。

7:30 パディントン

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8:30発の電車に乗るのになぜこんなに早く駅に到着したのかというと、Omioというアプリで購入した切符を発券するためです。8時(出発の30分前?)までに発券しなきゃいけないというリミット付きだったので迷子になってもいいように時間に余裕をもって到着ました。駅に着いて即発券機を探したもののなかなか見つからなくて窓口?インフォメーションセンター?で場所を確認したら、無言で窓口の前にある機械を指さされました。それっぽいなと一瞬疑いはしたけどやっぱりそれだったのか。

アプリで購入したときに発行された予約番号を入力し、支払いに使用したクレジットカードを挿入するだけで切符が出てくるというすごい機械だったので、切符の受け取り自体は5分もかからず終了。時間を持て余したので駅構内にあるカフェでのんびり過ごしました。

8:30 パディントン出発

発車時間が近づいてきたところでホームに向かい、ホームにいた駅員さん?に切符に書かれた座席がどこなのか尋ねたところ「どこに座ってもいいよ」とアバウトな案内を受けたので適当な号車に乗りました。

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思っていた以上に車内が綺麗!そして朝早いからかまっっっっっっったく人が乗ってこない。空いてたのは嬉しかったけど逆に不安。「ほんとにあってるのかな~」なんて言いながらも時刻通りに出発したので乗り換え駅となる終点(ディドコットパークウェイ駅)に到着するまでソワソワしたまま過ごしました。

ディドコットパークウェイ駅には何故か到着予定時刻よりも30分遅れて到着し(理由不明)、乗り換えを予定していた電車も時刻通りに来ず、来た電車に乗ってみれば予約していた座席に人が座っているしでてんやわんやしましたが、何とか近くにいらした方の力を借りて座席を取り戻しオックスフォード駅までたどり着くことができました。

10:30 オックスフォード駅

明確な到着時間は覚えてないんですが予定していた時間よりも遅れて到着した記憶はあるからこのくらいの時間かな。駅に到着してまずしたことは、帰りの切符の発券。往復ともに事前購入していたのですが、なんと切符は出発駅でしか発券出来ないらしく帰りの切符はオックスフォード駅で発券する必要がありました。これ不便でしたね。オックスフォード駅は思っていたより大きくはなくて、改札を出てすぐ左側に券売機があったのでパディントン駅より発券は楽です。

発券後は予約していたツアーまで空き時間だったので適当にオックスフォードをフラフラしました。

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街並みが美しい~。

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休校中だったニューカレッジには行けなかったのですがその道中にある「ため息橋」は見てきました。確かにベネチアの「ため息橋」に似てる。

11:30 ボドリアン図書館ツアー

日本から予約したボドリアン図書館ツアー。ツアーは30分、60分、90分の3種類があって最長ツアーを申し込むと観光客が入れる全ての箇所を網羅出来るらしいのですが、私たちが見たかったのはあくまでもハンフリー公図書室だったので、ハンフリー公図書室が見られる最短のツアー(60分)に参加しました。

ツアーの待合室はここ。

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え~~~~~~~~??ここはもしやホグワーツの医務室であり、炎のゴブレットで出てくるダンス練習のフロアでは????他のツアー参加客が何故あんなに落ち着いた様子で待っていられるのか不思議なくらい一人ずっと「え~~~~~~~すごい~~~~~~~」って言い続けました。もしやみんなハリー・ポッターの撮影地だと知らずに来たのか…?

ちなみにボドリアン図書館ツアー内は撮影禁止です。カバンなども持ち込み不可でツアーが始まる前に待合室前にある木箱の中に入れるように言われる(「南京錠付いてるし鍵は私が持ってるから安心して!」みたいなこと言われる)ので不安な人はお財布が小さければポケットに入れておいたほうがいいかも。ちなみに私は財布うんぬんしている時間はなかったのでカバンごと預けて、スマホがなくなったら死ぬのでスマホだけポケットに入れて持ち歩きました。(戻ってきた瞬間、誰よりも早く木箱から荷物取り出した)

13:00 昼食@カフェ

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この日のメインであるオックスフォード大学クライスト・チャーチ・カレッジ見学は14時からなので適当におしゃれなカフェに入って休憩がてらお昼食べました。

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可もなく不可もない味のベーグル。

13:50 クライスト・チャーチ

14時からだしな~なんて調子にのっていたらカレッジについた瞬間驚き。チケット売り場人並びすぎでは。余裕をみて14時より前に着いたのに、めちゃくちゃ並びました。なんだかんだ20分近く並んだような気がするので早めに行ってチケットだけ買っておけばよかったなって後悔。

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わ~すごい。

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え~広い。

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学校の中に礼拝堂?あるの…すごいね…。

こんな感じで学校内をフラフラしたところで、めちゃくちゃ見覚えのある階段に出会います。

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写真の左側。マクゴナガル先生が新入生を迎えたあの大広間前の階段だ~~!ホグワーツはここなのでは…?

ちなみに写真右はザ・グレート・ホール内のステンドグラスです。ルイス・キャロルが教鞭をとっていたことに由来してステンドグラスには不思議の国のアリスの登場キャラクターが描かれているらしいんですが、探すの大変でした。視力がよろしくないので肉眼ではステンドグラスの柄まで見えず、カメラのズーム機能で探しに探しました。帽子屋かわいいね。

そしてメインのザ・グレート・ホール!!!

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あ~~~~~~~~~~~~~~すごい。

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人だらけで全景は撮れてないけどすごくホグワーツ。窓突き破ってふくろうたちが郵便届けに来そうな気配ある。次来るときは絶対大学にお泊り出来るシーズンにきてここでご飯食べたい…絶対…。

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廊下もハリー・ポッター感めちゃくちゃあるじゃん…。

15:30 Alice's Shop

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クライスト・チャーチ・カレッジの前にあるAlice's Shop。簡単に見つかれば行きたいな~とは思っていたけどマジのマジでカレッジの目の前でカレッジに到着すると同時に発見、帰りに立ち寄りました。かわいいグッズがたくさんあって目移りしてしまう…。結局、アリスの肩掛けバッグ(3,000円くらいでわりかし安かった)というなかなかに大きな買い物をして帰ってきました。

16:10 オックスフォード駅

夕方の時間は混雑がすごい。そしてこの時間すでに窓口が閉まってる!到着してすぐに切符発券しておいてよかったね…ってなりました。これで万が一発券出来なかったら窓口もやってないし切符買い直ししなきゃいけなかったかもしれない…。

まあただ切符は無事に発券出来ていても、我々が乗る予定の列車の号車案内に私たちが乗るはずの号車が映っていなかったので色々焦ったんですけどね。駅員さんに聞いても笑いながら「分かんないけど乗ったらあると思うよ!」っていうなかなかに雑な案内をされて結局乗ったら座席がないっていう最悪なパターンでした。しかも乗車率すごすぎて出口付近で立ってるしかない。歩き疲れていたので途中から瀕死でした。

17:30 パディントン

朝とは打って変わって夕方のパディントン駅もなかなか混雑してました。とりあえず疲れがピークだったので駅を探索する余裕もなくそそくさとホテルに戻ります。

19:00 poppies

疲れたな~ホテルでご飯かな~と思っていた中で「フィッシュ・アンド・チップスが食べたい」という友人の言葉からフィッシュ・アンド・チップスの美味しいお店探しが始まり、poppiesというお店へ。

中華街の近くだったのでソーホー地区のpoppiesだったと思います。スケジュールになかった中華街をうっかり観られてしまったがためにテンションが爆あがりしてめちゃくちゃ写真を撮りました(全部めちゃくちゃブレてた)。SHERLOCKの撮影地………。

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そしてこのサイズのフィッシュ・アンド・チップス。写真では大きさが伝わりにくいですがただただデカい。これが1人前だなんてほんとにみんな食べきるのか?!と思いましたがまわりがみんな人数分頼んでいたのでロンドンの民の胃はこのサイズのフィッシュ・アンド・チップスに慣れてるんだろうな…。私たちは1人前をシェアして食べました。ちょうどいい。

 

⑥ではいよいよロンドンを離れてパリに向かいます。到着した瞬間から警察にお世話になるなどてんやわんやだったパリ滞在にもご期待ください。

 

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