生誕50周年記念!!大泉洋リサイタル in 武道館によせて

大泉さん、いつの間にそんなに歳を重ねていたんだ。あの頃はまだ30代だったじゃない。いつの間に50代に。そんな気持ちで日本武道館公演を観てきた。大泉さんを知ったのは私も例にもれず水曜どうでしょうがきっかけ。中学3年の受験期、勉強に飽きてつけたテレビで偶然放送していたのを今でも覚えてる。まるでラジオに出会うような出会い方で水曜どうでしょうにハマり、大泉さんを追いかけ、TEAM NACSに出会い、子ナックスとなり、この記事でいうことではないけども今では細々と子顔をしている。

 

出会ったあの頃は、まさか大泉さんが日本武道館で単独公演をするなんて思ってもみなかった。は〜。人生何があるか分からないものだ。しかもソールドアウト。その上1階2階席は360度客席!あんなに人であふれる日本武道館久しぶりに観た。あとあの祝い花の数も。

 

ライブは最高に楽しかった。ずっと笑っていた。注意事項のアナウンスから「他のお客様のご迷惑となる行為…例えばオナラはマナーモードか匂いの出ない状態でお願いします」とか「アーティストの悪口はテンションが下がります、なるべくキャーとお願いします」(どっちも大体のニュアンス)なんて笑わせてくれたし、なんなら1曲目が「TOKIO」だったのも個人的には面白かった。だって事前にあんなにテレビで歌いまくっていたのだから「あの空に立つ塔のように」がオープニングだと思うじゃない。

 

幕間映像はやっぱりミニ水曜どうでしょうだったね。ふじやんとうれしーに映像を発注した動画が流れたときに「それはもう水曜どうでしょうなのよ」と思ったけど、軽く新作の水曜どうでしょうを観た気分になれた。スタイリスト・小松さんに丸投げ(からの大泉さんへ丸投げ)されて完成した大泉洋ファッションショーは一体どこのライブハウスを借りたんだ。太鼓を叩くな。シュールすぎるだろ。しかもまさかグッズのアクスタがファッションショーのときの姿だとは思わないじゃない。メインビジュアルのスーツ姿があればいいな〜なんて思いながらアクスタ買ったのに、あんなどこに持っていけばいいか分からないアクスタなんて…面白いけども…。我が家では早くもアクリルグッズ入れで眠ってもらってます。しかたがない。

 

大泉さん本人によるピアノ演奏から始まった「ハナ~僕とじいちゃんと」はきっと感動パートだったんだと思うんだけど想像以上に弾き直しを乱発していたので途中からもしかしてそういう演出?と疑ってしまった。笑いながら「延長料用意しておいてください!」とか「NHKさんが、SONGSが入っているのに!」とか叫んでいた姿、大泉さんぽくてよかったよ。来週のSONGS楽しみです。しかしまさか大泉さんがピアノにチャレンジするなんて。だから公演のメインビジュアルでピアノを触ってたのか?伏線だったのか?お酒片手にしたあのメインビジュアル好きだよ。

 

あとアンコールね。いや、アンコール1曲目に選ぶ曲マイケル・ジャクソンだった?ほんとに?いきなりお笑いショー開幕したじゃん。まさか生で大泉さんのマイケル・ジャクソンのモノマネをみられるなんて思ってなかったから嬉しかったけども。もっといえば福山雅治伝説が生できけたのも感動したし、最新のみっちゃん小噺もぶちあがるほど嬉しかったけど。チケット代を払わずスタッフに追いかけられたのを自身を知るファンの声だと勘違いしたみっちゃんの話最高だったね。ますますみっちゃんのこと好きになっちゃうよ。

 

しかしここまで書くとなんというか、ライブというよりお母様がおっしゃっている通り独演会感強いね。大泉さんのリサイタルだからしかたがないけど。でも大泉さんがやりたいことを詰め込んだんだろうなっていう感じが至るところで感じられてよかった。またいつかやってほしいな。