憩い部ツアーによせて

4月1日に気持ち悪いブログ(現在非公開)を書いた通り、青春時代に出会い、干支一周以上の時間をかけて追いかけてきた本命バンドが解散した。あれからもう6ヶ月。時間が経つの早すぎでは?私の心、いまだ元の形が思い出せないくらいベコベコだけど。とは言え、時間は止まってくれず、憩い部ツアーも終わってしまったのでとりあえず自分のメモとして憩い部ツアーの感想を残しておく。

 

前回の大阪・東京の憩い部ライブは結局最後の最後までチケットが手に入らず私の中では存在しなかった公演ということになっている。自分本位な人間なので自分が行けなかった公演には正直興味ない。ただ連続してチケットが手に入らないという事態だけは避けなければならぬ。金ならいくらでも用意する状態なのにチケットが手に入らないなんて拷問でしかない。ということで先行の時点でスケジュール的に行ける公演は全部入れた。

 

 

そしたら、仙台だけ当たった。

 

 

この世は地獄。周りはことごとく東京公演当選しているのに私だけこの仕打ち。東京の応募多すぎ問題か。確かにどこでも行くつもりだったけど私の目的はライブだけじゃない。大好きなジャンナーにだって会いたい!東京公演には何が何でも絶対行く!見てろよ!と半ばキレ気味で一般発売日に早起きをして久しぶりにチケット戦争に参加。そして勝ち取ったBチケ。Bチケなんて久しぶりに見た。イープラスありがと~!一般発売でチケットをわりかしご用意してくれるイープラスのことは全力で愛してる。

 

ということで今回のツアーは2公演に参加。かと言ってレポを分ける気はないので、自分用に適当に書く。そもそも記憶力に自信ないおばさんだからこれは東京だったかな…仙台だったかな…とかそういうレベル。生きていれば記憶力は衰えていくものである。しかたがない。 

 


早速だけど「夢幻花」スタートってどんな選曲??突然すぎて「この曲聴き覚えある…たぶん…ある…なんの曲だっけ…」って混乱したし、曲名思い出した瞬間なぜか悲しくなって泣きそうだった。こんな感じでライブが進んでいくとしたらライブが終わる頃には死んでしまうのでは?本気で心配になった。

 

でもそのあとの準備運動曲(「welcome to 憩い部」?)がなかなかにギャグみたいな曲だったので助かった。みんなの半笑い\緊張してます!/コールめちゃくちゃ可愛かった〜〜〜〜。おじさんたちみんなかわいい。そんな中でも群を抜いてかわいいkiyoさん。守りたい、そのキュートな笑顔。

それにしてもヘドバンも拳もある準備運動曲、ライブにほぼ参加しなくなっていたオバンギャにも優しくていいね。クエン酸も入れていったけどまさかライブ中に準備運動させてくれるなんて。気遣いがすごい。ファンの年齢をよく理解されていらっしゃる。

 

今回のツアーはライブの構成自体は前回と同じらしいけど、そもそも前回の情報を何も入れていかなかったから無知な状態で新鮮にワーキャーしてた。が、ジャンヌ曲がところどころに入ってくる構成だということだけは事前に知っておきたかった。なんなら告知しておいてほしかった。「Labyrinth」きた瞬間嬉しいのかつらいのかよく分かんないけどウッッッッッッッッッてなった。さっきまで安室ちゃんだったじゃん…むり…。しかもそのまま曲が続くんじゃないかって思い始めた頃に本曲に戻る。つらい。いやまあyasuさんボーカルじゃないジャンヌの曲とか聴きたくないんだけどさ。もっというとベースもka-yuさんであってほしかったけど……。それは典二さんがだめだとか、田澤さんがだめだとかそういうことではなくて、むしろこうして憩い部に力を貸してくださる田澤さんや典二さんには感謝しかなくて。ただ私がわがままなだけ。

 

セトリは基本平成の名曲カバーだったんだけど、世代の問題なのかジャンルの問題なのか「この曲だれの曲だろう…」って曲も結構あった。でも田澤さんのお歌が相変わらずめちゃくちゃうまいから知らない曲も聴いてて楽しかった。中でも嵐の「Monster」は最ッッッッッッッッ高にかっこよかった。アレンジがかっこよすぎる。途中まで何の曲か分からなかった。この「Monster」音源でほしい。

 

いきものがかりの「SAKURA」はkiyoさんのキーボードで始まった瞬間「あ、これ絶対「桜」くるやつだな」って思ってしまってその時点からわりかし心が不安定だった。案の定kiyoさんが「桜」演奏したけど…みんなどんな気持ちで聴いてたの…?私瀕死だったよ。ka-yuさんの曲はたくさん素敵な曲があるけど「桜」はその中でも特別で。そんな曲がここで演奏されるなんて泣く以外ないし、終わったあと放心状態だった。本心を言えばここで聴きたくなかったかな。

 

「SAKURA」終わりで幕がおりたときはもうこれ以上心を殴りつけるのやめて………と思ってたけど、お通夜状態を一発で叩き割ってくる田澤さんとkiyoさんの「もののけ姫」は……ほんとに……どうしたの……どんな気持ちで選曲したの……私たちの精神状態どこまでおかしくしたいの……情緒が不安定すぎるよ……。田澤さんお上手だし笑っていいのか微妙だったよ。と思ったら田澤さんの後ろにkiyoちゃんいるし何。田澤さんとkiyoちゃんが背中合わせながらゆっくり半回転し、マイク持って口パクするkiyoさんが表にきたときは「米良さんwwwほんとにwww似てるwww」って笑いしかでなかった。感情忙しすぎない?

 


「誰が米良さんやねん!!!!」(kiyoさん)

 


こっちが聞きたい。誰が米良さんやねん。そのあと何かのきっかけでkiyoさんがいきなりステージ上で眠るっていう流れだったんだけど仙台かなあ…寝る体制が全然決まらないのかずっとモゾモゾしてたのかわいかった。「王子様のキスで目を覚ます」的なノリでshujiさんがkiyoさんにちキスしようとしたとき「youさんのほうがまだマシ」みたいなこと言ってたのもしぬほど笑った。

 

「D.E.B.U」はこの期に及んで何故パワーアップさせたのか分からないけどパワーアップしてたおかげで更に楽しかった~~!「D.E.B.U、でぶ~!」って叫ぶkiyoさん観ながら45歳になってもこの曲を歌ってくれるとは…と思わず感動した。むちむちのおててでマイク持ってめちゃくちゃに叫ぶkiyoさんかわいい〜〜〜〜〜。

 

田澤さんセレクトによる10曲メドレーもなかなかによかったなあ。スピッツの「ロビンソン」、ミスチルの「シーソーゲーム」はビビッときた。「年代がすごく限定的になってしまった」って言ってたけど田澤さんより下の世代でもわかる10曲を選んでくれててちゃんとした人だなって感じた。その中でshujiさんのドラムソロ、youさんのギターソロをリクエストしてくれたのはほんとに……。どうしてファンを泣かせにかかろうとしてくるの……。城ホールのyouさんの映像は泣くしかなかった。あれから14年経ってまさかJanne Da Arcが解散するとは思わなくて、映像の中のライブではyasuさんもka-yuさんもいるのに、いま私の目の前にはyouさんとkiyoさんとshujiさんしかいなくて混乱したし、悲しかったし、つらかったし、ただただ拷問みたいだった。ジャンヌはもう戻ってこないんだって再認識させられて。

 

そのあとのMCはカンペ観ながら3人が横並びになって色々なことを伝えてくれたんだけど、どんな言葉を聞いても解散している事実は変わらないから最初から最後まで聞いているのがただただつらかった。その中でshujiさんがツアー中に泊まってたホテルで「yasuが泣きながら『まっつんにこんなこと言われた』って言ってきたことがあった」「『酔ってて言ってしまったんとちゃう?』って深く考えず言ってしまった」(正確な言葉忘れてしまったから、ニュアンス)って言ったときに、yasuさんは本当にたくさんのことを抱えながら頑張っていたんだなあって、もっと早くにバンドを手放していてもおかしくなかったのにあの日までバンドを手放さずにいてくれたんだなあって、申し訳ない気持ちがじわじわと溢れてきて。ただ、いまも思っていることは4月1日のときと変わらないから、なおさら何故だれもka-yuさんを良い方向へむりやりにでも歩かせなかったのかと思ってしまう…。私いいファンじゃないからそう思ってしまうんよ。ごめんな。

 

これもカンペ内にあったセリフだから仙台でも東京でも聞いた言葉なんだけどshujiさんがka-yuさんのこと「華のあるベーシストでしょ?」って言ってくれたのが本当に本当に嬉しくて。それなんだよ!それなんだよ!!私が人生で初めて憧れた楽器はベースだったんだよね。誰よりもかっこよかったんだよ、ka-yuさんが。ベースを弾くka-yuさんがめちゃくちゃかっこよかったんだよ。ずっと言ってるけど、私にとってka-yuさんはヒーローだった。いまもそう。だからshujiさんがこの言葉を言ってくれたの嬉しかった。東京では「バンド始めたばっかりの頃、映像を観てベースうまいな~って思った」とも言ってて、世界一最高のリズム隊だなって泣いてしまった。というかなんなら序盤からずっと泣いてる。

 

kiyoさんが「ka-yuのことはいまでも仲間だと思ってる」って話したところ、たぶん会場ごとにエピソード変えてるんだと思うけど、どの会場もka-yuさんとの思い出を話しているっぽくて。仙台では「去年だか一昨年だかに、3日連続で夜中にLINEがきて飯テロされた」。東京では「キーボードを持ってka-yuの家に行たら、階段あがるときに気遣ってキーボード持ってくれた」「闇の月をあなたに…はka-yuが作曲で、そこに僕がメロディをのせて(いやメロディをのせたのはyasuさんだったかな…kiyoさんはお手伝いだったかな…)。クレジットにはka-yuの名前しか載せてなかったら、『名前載せたらええやん』って言われた。確かお昼を食べに行ったあとに。めっちゃ覚えてる。」なんて昔のエピソードを。それ聞いて、同じバンドのメンバーである前に、10代からの友達なんだよなあって。こんな終わり方してほしくなかったけど「いまでも仲間だと思ってる」って言葉の通り、この先も仲間だと思っていてほしいなあって。道は違ってもかけがえのない仲間であってほしいね。

 

そんなMCのあとに「シルビア」。yasuさんorファン以外が歌うのは違うっていう気持ちは嬉しいけど、いやこの話きいた後に歌うのつらくない?涙止まらなさすぎるけど大丈夫?泣きすぎてまったく歌えなくて逆に笑えたんだけど。ちなみに大阪は最後に「Stare」をやったって話だけど、ファンの気持ちに寄り添ってくれるなら、さすがに「Stare」はなくないか?!と思ってしまった。「Stare」で「感動した」って感想書いてる人もいるから正解でも不正解でもあったんだろうけど、感動した人純粋にすごい。心強すぎ。私は「5人じゃない「Stare」は無理」ってなってしまう。今回はyasuさんのボーカルもka-yuさんのベースもないわけで。そんな「Stare」聴きたい人いる?!「Stare」ってそんな簡単な曲だった?!悲しみマシマシだよ。

 

ついでにいうとDAMIJAW「永遠の星座」、Acid Black Cherry「20+∞Century Boys」はいろんな思いがありすぎて私の中では披露されなかったことになってるからこの2曲に関しては触れない。

 

そう言えば、東京は終演後のお見送りなかったね。そこは仙台に行ってよかったな~って思った。いままでもこれからもJanne Da Arcが世界一大好きだって直接伝えたかったからね。とは言え、実際にメンバーを前にしたら涙止まらなさすぎて当たり障りのないことしか言えなかったんだけど。

 

shujiさんには「おつかれさまでした、好きです」って脈絡のないことを言い、kiyoさんはあまりにも可愛すぎたので口がすべって気づいたら「今日も世界一かわいかったです」って言ってた。もうさ~ツイッターにもかいたんだけど笑う瞬間に下を向くkiyoさん世界一かわいくない?!その姿を目の前で拝めてしまって私はもう…かわいいと言うことしか出来ず…。こんなに近くでお会いするのkiyo風呂のブログ本お渡し会以来だけどあの頃から変わらずかわいい…世界一かわいい…。

 

youさんには無事に「これからも世界で一番大好きです」って伝えてこれたのでまあ及第点かな。しかも「嬉しい」「ありがとう」って言ってもらえてむしろこっちが嬉しいしありがとうだよ~~~~~~~~~。泣く。泣いた。そもそも泣いてた。好きだよ。ジャンヌが何よりも誰よりも好きだよ。私を救ってくれた人、大好きをくれた人、人生を変えてくれた人。5人は私の恩人だよ。ありがとう。

 

長くなってしまったし、自分にしか理解出来ないようなレポートになってしまったけど思ったことを書き残したかったのでとりあえずはこの形で終わりにしておこうかな。

憩い部ツアーおつかれさまでした!