ロンドン・パリでの愉快な9日間⑧:DAY7 PARIS

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パリ3日目。この日も電車は動かないので徒歩移動です。

3日目のもともとのスケジュールは、サクレクール寺院→カフェ・デ・ドゥ・ムーラン→ムーラン・ルージュヴェルサイユ宮殿ルーブル美術館→ビストロ・ヴィクトワール。絶対にヴェルサイユ宮殿行くという意思のもと組んだスケジュールだったのですが、まったく叶わぬ感じになってしまったので悲しみに暮れながらの3日目です。

ここまでの旅行記まとめ

9:40 ホテル出発

わりかし遅めの出発です。というのもここまでしこたま歩いたのでこのままだとマジで体力がもたないのでは??と心配になったので睡眠に時間を費やしました。休むって大事。

10:30 軍事博物館

ナポレオンが眠る教会に併設された博物館です。もともと軍の病院なんですね。午前中だったからなのか観光客はほとんどいなくて建物内も薄暗くものさみしげな雰囲気でした。正直こわかった。

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教会の礼拝堂です。

肝心のナポレオンの墓は教会の地下にあるのですが吹き抜けになっていて、真ん中に堂々とこれがそうだなって一発で分かる感じの存在感で棺が置かれています。地下へ降りて見学も出来るのですがとんでもない高さ&大きさの台座の上に棺がおかれているので地上から見学するほうが見やすいです。

12:30 エッフェル塔

エッフェル塔には公園?側から向かいました。公園側のほうが写真が綺麗に撮れるんですよね。ちなみに初めてエッフェル塔を見に来た6年前は敷地内も自由に入れたのですが今はテロなどがあったからなのか敷地はフェンスで覆われていて手荷物検査を受けないと中に入れないようになっています。ちなみに私はエッフェル塔に登る勇気はないので今回も敷地内には入りませんでしたし、いまだかつて一度もエッフェル塔に登ったことはありません。

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右側の写真は回転木馬の先にあるイエナ橋(セーヌ川)を渡ったところから撮影しました。旗がなければいい写真だったのにな~。

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下から撮るとこんな感じ。いつも改修工事してる気がする。

13:00 ギメ東洋美術館

外観すら写真を撮るのを忘れていました。パリは圧倒的に撮影した写真の枚数が少ないのですがパリが楽しくなかったとかそういうわけではなくて、単純に疲れていて写真を撮ることさえも忘れていたっていう感じです。スリに遭った時点で私の疲労はMAXです。

写真を撮り忘れてただけならよかったのですが、ギメ東洋美術館に関してはそんなに長い時間いなかったので、どんな展示物があったかも忘れかけています…。日本や中国のものが展示されていたような…。地下のカフェで一息ついたことははっきり覚えているんですけどね。ちなみにギメ東洋美術館もミュージアムパスで入館出来るのでミュージアムパスほんとにお得です。

14:45 凱旋門

凱旋門の下に入るのっていつから有料になったんです?!地下に潜ったらチケット売り場があってびっくりしちゃいました。パリに来ても凱旋門はほとんど見に来ないし、真下になんてそれこそ4年くらい行ってないから知らなかった…そうなんだ…びっくりしちゃった…。

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初めてきた頃はすごい人で賑わっていた凱旋門でしたが有料になったからか閑散としていました。人って正直よね。

15:00 シャンゼリゼ通り

シャンゼリゼ通りはカフェやレストランはじめたくさんお店があるので歩いているだけで楽しいっちゃ楽しいんですけどお土産を買う感じのお店はあまりないし、レストランには過去2回チャレンジしているんですがどちらも店選びを失敗しているので、結局どこのお店に入るわけでもなくMONOPRIXに入ってお土産買いました。安くてなんでも揃うMONOPRIX最高。ついでに小腹満たせそうなお菓子を買ってコンコルド広場近くのベンチで小腹を満たし、ゆっくりしながらルーブル美術館へ向かいます。

15:45 オランジュリー美術館

パリで最も好きな美術館です。何年か前にお仕事で来た時におすすめしてもらった美術館で、おすすめして頂いてからは毎年訪れています。モネの「睡蓮」が壁一面に展示されている睡蓮の間が最高に美しくこの空間にいるだけで穏やかな気持ちになれます。

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睡蓮の一部ですがこんな感じで壁の曲線に沿って睡蓮が飾られています。360度どこを観ても睡蓮。一人で来るときは部屋の真ん中にある椅子に座ってそれこそ20分くらい何をするわけでもなく睡蓮を眺めるのですが、何度観てもどれだけ観ていても飽きません。最高です。

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この画の色使いが好きでした。ポール・シニャック。初めて聞いたお名前です。

16:30 ルーブル美術館

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陽が落ちかけたルーブル美術館。水曜日の夜間開館を狙ってきたのでこの時間でも閉館に追われることなく心に余裕があります。とは言えルーブル美術館は一週間くらい時間がないと観きれないくらい広いので、事前に決めてきた「絶対観たいリスト」をもとにお目当ての場所へ向かいます。

ただこれが一番大変なんですよね。地図があってもどこがどこだか全然分からない。広すぎ。どっっっっっっから上がるのよ?!階段なくない?!?!ってすごく文句言いながら歩いてました。実際あまりにも階段が見つからなくていくつか見れず仕舞いになったものもあり…。ルーブル美術館ほんと迷路です。

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ミロのヴィーナス(左)。毎回思うんですけど思ったより大きくないんですよね。勝手なイメージで4~5mくらいあると思いこんでいたので。そしてカバ(右)。大英博物館でも出会った古代エジプトの副葬品(?)。ちなみに私は大英博物館でこの副葬品のレプリカを買いました。カバではなくベスのほうね。ツイッターで話題になったやつ。サイズもちょうどいいのでデスクに飾ってます。

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ルーブル美術館は絵画や彫刻等々すごい数あるのでそれだけでも観るのが大変なんですけど、天井や壁などの装飾も凄まじく鮮やかで繊細で美しいので上みて右みて左みてとかなり大変です。ほんと天井すごすぎません?!オペラ座の天井も好きだけどルーブル美術館の天井も細かなところまで美しくて好きです。

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サモトラケのニケ。階段の踊り場の台座に堂々と鎮座している姿がまあすごい。存在感が強い。そもそもこの踊り場に「ダリュの階段踊り場」なんて名前がついていることすら初めて知った。

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民衆を導く自由の女神」と「ルイ15世の王冠」。「民衆を導く自由の女神」は何度行ってもやっぱり観ちゃいますね。たった1枚の画だけどこの中にたくさんの歴史と想いがつまってるんだろうな~って。海外の歴史に明るくないからアバウトにしか思えないのがつらいけどでもルーブルに行くたび観ちゃうな…。ほんとこれを機に世界史も勉強しような…。

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モナ・リザ」(左)と「マルリーの馬」(右)。初回更新時、写真載せていませんでしたがせっかくなので載せ直しました。それにしても「マルリーの馬」真下から観すぎて写真だと何がなにやらって感じですね。

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かなり厳選してまわったつもりでしたが、出たら外真っ暗でした。もう夜よ。

18:00 ビストロ・ヴィクトワール

お夕飯は友人がチェックしてくれていたお店で食べました。パレ・ロワイヤルの近くなのでルーブル美術館からも歩いて10分かからないくらいのビストロです。頼んだのはペンネ。味は可もなく不可もなしという感じです。海外なのでこんなものかなと。

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ご飯を食べたあとは腹ごなしに歩いてホテルまで戻りました。会社帰りの人波にのった感じがあったのでそこまで気を張ることなく帰れた感じです。

そして次はいよいよ帰国日。長かったようで短かったロンドン・パリ旅行も終わりを迎えます。日本に帰りたくない気持ちでいっぱいだけど、足が限界でもうこれ以上歩けないパリ最終日。果たして我々の足はどうなってしまうのか…?!お楽しみにどうぞ。

 

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