ロンドン・パリでの愉快な9日間③:DAY2 LONDON

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部屋が雨漏りするという事件もあったけど、部屋を移動してからは移動の疲れもあってかぐっすり。旅行らしさ溢れるロンドン2日目。欲望にまみれたオタクは早朝から動き出す。

ここまでの旅行記まとめ

 

7:00 ホテル発

オタクの朝は早い。

前日にフロントスタッフがつけてくれた朝食を食べ(あまり美味しくなかった)、陽もあがらないうちに出発。出発時間まちがえたんちゃうか?!っていうくらい外は真っ暗だし、人もいない。1日の大半が昼間みたいな明るさの夏のヨーロッパにしか来たことがなかったのでそわそわした。

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これでも明るくなったほう。ホテル出発したときはマジで深夜の暗さだった。

7:30 レドンホール・マーケット

この日のスタートは「ハリー・ポッターと賢者の石」のロケ地。ハグリッドと出会ったハリーがホグワーツ魔法魔術学校で使う教材を買い出すために魔法界にあるホグズミード村に向かうときの「魔法界への入口」(=漏れ鍋)がこのマーケット内にあるということで、ホテルから徒歩でマーケットへ。

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そう言えばハリーとハグリッドこんなおしゃれな通り歩いてたわ…。

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も、漏れ鍋ーーーーーーッ!映画よりも綺麗で一瞬分からなかったけど確かに漏れ鍋の入口だ~~!

7:50 シェイクスピアズ・グローブ

漏れ鍋の感動を引きずりながら徒歩で向かった先はシェイクスピアズ・グローブ。本当は中に入りたかったけどツアーじゃないと中に入れなくて、でも時間的にツアーに参加していられなくて断念。

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8:15 バラ・マーケット

ここは「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」のロケ地。ハリーが乗ったナイトバスの停留所がこのマーケット内にあるらしい。時間がなくて撮影地は探せなかったけどね。雰囲気はとてもよかった。

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8:40 テムズ川沿い

今回のスケジュールでどうしても時間的にいれられなかったのがタワーブリッジとロンドン塔。とは言えせっかくなので遠巻きにでも観ておこうということでバラ・マーケットからテムズ川沿いに向かいフラフラお散歩。

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タワーブリッジ

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ロンドン塔。

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ロンドンと言えば赤い電話ボックス。

9:05 ウエストミンスター

ロンドンブリッジ駅からジュビリー線でウエストミンスター駅まで移動。ここでやっっっっと文明の利器を使える。朝からずっと徒歩移動はつらかった。

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ちなみにウエストミンスター駅のロゴ立体でめちゃくちゃ可愛かった〜。

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駅を出た目の前はもちろんビッグ・ベン!だけど改修工事中すぎてまったく気づかなかった。改修工事している姿はこんな感じ。時計の針が戻ったらどうしよう~~~ゲームに参加している子供は今何人いるんだろ…と思って時計を見ていたけど針が戻ることはなかった(ベイカー街の亡霊観過ぎ)。

9:15 スコットランドヤード

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ウエストミンスター駅に降り立って最初に向かう場所はここしかない!レストレード警部が所属しているスコットランドヤードテムズ川沿いの静かな場所にあって川向こうにはロンドン・アイも見えるし、国会議事堂も近いし、最高の立地。そしてスコットランドヤードの人々と思わしきおじさんたちは愉快に警笛を鳴らして遊んでいる。こんなところにレストレード警部が勤めているのかと思うと胸が踊る。興奮して3mmくらい浮いていたと思う。

9:40 ウエストミンスター寺院

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これがロンドンの世界遺産ウエストミンスター寺院内は写真撮影不可。中に入ると無料の音声ガイドを貸し出してくれて、日本語で案内を聞くことが出来る。教会とは縁遠い生活を送っているから知らないことばかりだけど、礼拝堂は身が引き締まる。ただ、なんというかこう…人様の墓地を見学するって…こう…冬の寒さも相まって始終心臓バクバク(小心者)。

11:00 バッキンガム宮殿

ここも徒歩で移動。本当は交代式が始まる2時間くらい前から待機したかったけどそんな時間もなくぎりぎりに到着。もちろんこの時点で既に人だかりが出来ていてちゃんと観られる感じではなかった。悲しい。

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宮殿前はこんな感じの人だかり。無謀にもこの中に飛び込んでみた。そして交代式が始まる前に周囲全ての出入り口が全て封鎖されてしまい交代式が終わるまでどこにも行けなくなる(お手洗いにも行けない)という事態に見舞われ…。次回はもっと自由のきく場所で観るぞ。

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交代式が始まるまでずっと曇りだったのにいきなりお天気回復!晴天!

12:20 ナショナルギャラリー

バッキンガム宮殿から伸びる道をまっすぐ進み、アドミラルティ・アーチをくぐった先にトラファルガー広場があり、その左側にナショナルギャラリー。トラファルガー広場と言えばドラマ「SHERLOCK」のロケ地でもあるので私のテンションは最高潮!!でもここまで休みなくあるき続けた我らの体力は既に限界でそれどころではなく。広場にあるPRETで軽食をとりがてら一休みしてからナショナルギャラリーへ。

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PRETのレジのおじさん、親切にチョコおまけしてくれた。好き。

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こ、この階段は…もしやシャーロックとジョンが並んでのぼった階段では…?!
 

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我ながらいい写真撮ったな。

ナショナルギャラリーのためにとっていた時間は1時間半。でも1時間半じゃとてもじゃないけどまわりきれなかった。展示は絵画が中心で(個人的には彫刻系より絵画のほうが好きだから)観ているだけでもすごく楽しくて、自分が知らない歴史や文化がとても輝かしくて、次来るときは絶対に4時間くらい時間とろうと思った。

13:50 チャリング・クロス駅

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ナショナルギャラリーの最寄り駅で、ロンドンの中心といえるターミナル駅。そしてシャーロック・ホームズゆかりの地!物語の中で何度も何度も出てくる駅だけど、一番印象深いのはシャーロックが唯一愛した?女性・アイリーン・アドラーが旦那さんと旅立っていくシーンだよね…。物語の中の駅が現存してるの最高すぎでは??好き。

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ほんとにチャリング・クロス駅って書いてある…すごい…本物だ…。

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駅のホームはナショナルギャラリー仕様。かわよ。

14:30 アフタヌーンティー@サンダーソン

本場のアフタヌーンティーは絶対に体験してみたくて、その中で見つけたのがサンダーソンの不思議の国のアリス仕様のアフタヌーンティー「Mad Hatters Afternoon Tea」。事前に予約していたのでわりかし直ぐに案内してもらえたけど、案内された先がなんとテラス席!12月のロンドンでテラス席とか死では???無事凍えた。

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でもかわいい。「Mad Hatters Afternoon Tea」っていうから帽子屋にまつわるお料理が出てくるのかと思ったらそうでもなかった。帽子屋が好き過ぎるオタクとしては少し寂しかったね。

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このソーサー、白ウサギ仕様では…?

肝心の食べ物はスイーツ類が激甘で最後のほうはもはや罰ゲーム状態。周りはめちゃくちゃフォークが進んでいたので私の味覚がおかしいのか?!と不安になったけど隣のアジア系の方は私たちと同様だいぶお残ししていたのでひと安心。全部は食べられないよね。

16:15 大英博物館

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サンダーソンから大英博物館までは徒歩で行ける距離だったから腹ごなしに徒歩移動。暗くなりかけていたけど人が多い地区だったからあまり治安的なことは気にならなかったかなあ。

大英博物館は通常16時?17時?閉館なんだけど毎週金曜は夜間開館していて時間を有意義に使いたくてあえて金曜日に行ってみた。そしたらなんと……日本品の展示コーナーは夜間開館していなかった……これ目当てできたのに……なんてこと……。道を尋ねた館員の人にめちゃくちゃ笑いながら「おわったよ!」って言われた……日本語お上手ですね……。しかたがないのでハリポタに出てくるチェスのもとになってるチェスの駒とロゼッタストーンを観てきた。

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19:00 サウスバンクセンター

大英博物館からホテルは徒歩距離なので一度ホテルに戻って荷物を置いてからクリスマスマーケットを覗きにサウスバンクセンターへ。このとき初めてバスに乗ったけどロンドンのバスはわかりやすい!パリのバスは分からなさ過ぎて乗ったことないけどロンドンは日本と同じような感覚で乗れた。やったね。

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クリスマスマーケットは想像していた以上に「クリスマスのためのマーケット」。ツリー用のオーナメントが売っていたり、クリスマス関連のグッズが売っていたり…。そこに共存するお酒&食の屋台。クリスマスに縁のない(お腹もすいてない)私たちはホットチョコレートを飲む以外なにもすることがなかった。

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メリーゴランドがかわいかった。

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有名なスケートパークらしい。SHERLOCKにもこんな場所出てきたよね??

 

そんな感じで21時前にはホテルに戻り、2日目も無事終了。いよいよ3日目はハリー・ポッターオタク歓喜のスタジオツアー!

 

 

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